パチンコ屋でバイトをしていた時の話
前の昔話で少し触れましたが、えんおうさんは学生時代パチンコ屋さんでアルバイトをしていました。
バイトを始めたのはちょうど「初めてパチスロを打った時」と「初めて1人でパチスロを打った時」の間くらいです。
今回はえんおうさんがパチンコ屋でバイトを始めたきっかけからヤメるまでのお話しです。
パチンコ屋でバイトを始める
学生時代はロン毛で茶髪だったえんおうさんはなかなかバイトの面接に受からずお金に困っていました。
するとT君が
「パチンコ屋でバイトしたら?」
と言ってきました。
T君は長年パチンコ屋でフリーターをしています。
私はパチンコ、パチスロをほとんど打ったことがないのでパチンコ屋でのバイトがどんなものなのかが分かりません。
T君が「大丈夫、すぐ覚えるよ」
そう言うのでパチンコ屋でバイトしてみようと思い面接に行くとすんなり受かりました。
私がバイトをしていたのは、県内でも何店舗かある、割と大きなグループのI店です。
当時はちょうど4号機の中盤くらいでパチスロの人気が出始めたころです。
なのでこの店にはスロットコーナーが1シマのみで、ほとんどがパチンココーナーでした。
ちょうどスロットコーナーを増設する前で人を募集していたようですね。
今のパチンコしか知らない人からすると考えられないかもしれませんが、この頃のパチンコは確変を引かない限り、大当たり終了後に1度交換して再度現金で遊戯をしなければいけない時代でした。
また、持ち玉で遊戯していても、交換ナンバーというものがあり(台によって違うが、例えば4と8とか)その数字で当たると、また1度交換しなければいけないというものです。
今より換金ギャップが大きい時代だったので、交換させられて現金遊戯は厳しいですよね〜。
また、サービスタイムという時間帯があり、その時間中に大当たりを引いた場合には、交換せずにそのまま遊戯できるサービスなどもありました。
お客さんも何とかごまかして持ち玉遊戯をしようとするので、大当たりしたら必ずその台の確認をしに行き、札を付けるのですが、これが厄介でした。
確変を引いたら「確率変動中」の札を刺し、確率が終了したら「連続遊戯中」の札を付けに行く。
確率図柄以外で当たったり、交換ナンバーで当たったら「START」の札を付けて、大当たり終了後に交換をさせる。
最初の内はこの札を付ける作業の意味が良く分からず、困ったのを覚えています。
当時のパチンコのラインナップは
CR大工の源さん
CRギンギラパラダイス
CRモンスターハウス
CRバトルヒーロー
CRドラゴン伝説
CRフィーバーパワフル
などなど
これくらいしか覚えていない。
そういえば当時のパチンコって設定があるものがあった気がする。
(パチスロとは逆で設定1が1番良かった気がする)
源さんみたいに確変2回ループのものや、権利物など今より複雑で覚えるのが大変だったと思います。
毎日覚えることの連続で、大変な毎日でしたが、先輩方や社員の方なども優しい方が多く(中にはイヤなヤツもいましたが)、だんだんと仕事も覚えパチンコ屋での仕事に慣れてきました。
忘年会の時などには、役職の方が「若い連中で飲んで来い!」と言って1万円くらいもらいそれをみんなでパチスロで使ってしまうなどバカなこともしました。
時には負けているお客さんに文句を言われたり、目つきが気に入らないと店の外に呼び出されて絡まれたりすることもありましたが、他のバイトに比べたら時給も多いしそれなりに満足していました。
そんな時に事件は起こりました・・・
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