パチスロ名機列伝9回目
名機列伝の第9回目です。
9回目の機種は・・・
グランシエルです!
4号機
【メーカー】 アルゼ
【タイプ】 Aタイプ
【設定6の機械割】 121.5%
名機クランキーコンドルの血を受け継ぐ後継機
4号機の技術介入機時代の先駆けとなったクランキーコンドル。
その流れはクランキーコンテスト、アレックスへと受け継がれた後にグランシエルが登場。
(私はコンドル→コンテスト→グランシエルだと思っていました)
技術介入性はもちろん、コンドルを受け継ぐリーチ目や予告音、フラッシュなど多彩な演出を搭載。
フル攻略だと設定1でも機械割が100%を超えるという甘い機種でもあった。
通常時は左リール上段にチェリー付きの鷲図柄、もしくは枠内にチェリーを狙うのだが、鷲図柄を枠上に押してしまうとチェリーを取りこぼすのでシビアな目押しが必要。
チェリーとスイカが同一フラグなので、チェリーを取りこぼすとスイカが成立ということになるのだが、大半は強制的に制御でほぼ取りこぼすので、チェリー狙いが推奨されていた気がする。
当時色目押ししかできなかったえんおうさんは、同じリールに2つ以上同じ図柄があると見えなかったので、ビタ押しができなかった。
だが、このグランシエルを打つためには通常時の目押しが重要となるため、必死で練習し直視ができるようになったという思い出の機種でもある。
通常時の演出はレバーオン時に予告音が発生すると、ストップボタンを押したタイミングで音楽が流れる。確か高音と重低音の2種類あった気がする。
この予告音がなかなかにうるさく、しかもBETしないと30秒間流れ続けるので、ヤメようと思ったゲームで予告音が流れると音が流れ続けて非常にうるさかった。
そしてこの音が流れたタイミングでリールに「ループフラッシュ」(マシンガン、スターダスト、スネーク、ウェーブの4種類)が発生。
基本はフラッシュが最後まで継続すればそれぞれの対応小役もしくはボーナス(ハズレもあり)となるのだが、フラッシュと音の組み合わせによってボーナスが確定するパターンなどもあるのがアツかった!
ビッグ中も技術介入度が高く、ビッグ中のみ成立する12枚役(鷲・7・7)は予告音発生時に揃う可能性があり、チェリーとの複合役で揃えることができるのでチェリー3枚、12枚役で合計15枚の払い出しとなる。
この12枚役の引き込みが悪いので、しっかり目押しをしないとけっこう取りこぼしてしまうのでそれなりの目押し力が必要。
ただリプレイハズシは2コマ余裕があるのでそんなに難しくはなかった。
ビッグ中の12枚役とハズレの確率に設定差があり、特にハズレ確率に差があったので設定6は比較的見抜きやすかったと思います。
多彩な演出、出玉性能等どれをとっても優秀な機種だと思うが、やはり名機コンドルと比較されることが多く、あまり人気は出なかった気がする。
打ち込めばかなり面白い機種だと思うのですが、面白さが分かる前にヤメてしまう人がほとんどだったのではなかろうか。
グランシエルとの思い出
【エピソード】
グランシエルとの思い出。
設定1でも機械割が100%を超える機種と言うことで、打つ台がない日はひたすらグランシエルを打っていた時期がありました。
出目とループフラッシュとアップテンポの高音、重低音の組み合わせによってボーナスが確定するパターンなどが豊富にあるので、覚えればホントに面白いのですが、そのあたりの演出が分からない人がほとんどだったのではないかと思います。
確かに演出が複雑と言えば複雑な気がします。覚えるの難しい。
当時えんおうさんが通っていたホールは色々なイベントを開催しており、獲得枚数選手権といった1週間のランキングで1位を取った方は設定6を打てるというイベントも開催していました。
この時は大量獲得機、AT機、Aタイプに別れていたと思うのですが、最終日にグランシエルの設定6に座れて1位にあと500枚という結果で閉店したので悔しがって店員さんに話をすると
店員
「コイン買ってもいいっすよ」
と言ってきたので店員さんと一緒に1万円分サンドにお金を入れて足したことがあります。
この店は7枚交換なので3,000円くらいは損をしますが、設定6をもう一度打てるなら安いもんですよね!
無事に1位になってグランシエルの設定6をもう一度打つことができました(^ ^)
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