パチスロ名機列伝21回目
名機列伝の第21回目です。
21回目の機種は・・・
猛獣王Sです!
4号機
【メーカー】 サミー
【タイプ】 ATタイプ
【設定6の機械割】 149.4%
爆裂AT機の先駆けとなった獣王の後継機
爆裂AT機の火付け役として大人気だった獣王の後継機。
獣王ではドット演出だったが、猛獣王Sは液晶を搭載して演出の幅が大きく広がった。
演出だけではなく、出玉増加のメインとなるサバンナチャンスは3種類から選べるようになったのが大きな特徴。
基本的には3種類あるビッグ図柄、「ライオン」「ゴリラ」「ダチョウ」の内、最後に揃えたビッグ図柄のサバチャンが選択されるが、強制的に変更することも可能だったと思う。
各サバチャンの特徴。
【ライオンサバチャン】
10Gor30G継続がメインだが、50G、100Gの振り分けもあるサバチャン。
【ゴリラサバチャン】
20G固定のサバチャン。安定した出玉を獲得したい人向け。
【ダチョウサバチャン】
10G継続だが、10G毎に訪れる2択に成功すればさらに10G継続となる。2択が得意な人向け。
現在の猛獣王のダチョサバもここから来ている。
ちなみにえんおうさんはライオン派なのでほとんどライオンで消化していた。
この頃からダチョウが嫌い。
基本的な仕様は獣王と同じなので、サバチャンのメイン契機は純ハズレからだが、レギュラーでも同様の抽選を行い、当選率は低いがチェリーでも抽選を行っていた。
また、ボーナス後1ゲーム目の純ハズレ、レギュラー成立はサバチャン確定。
他にもおまけ程度だが、ビッグ中に450枚以上獲得でサバチャン確定、ビッグ中のリプレイハズシの際にゴリラを狙うと1/256で抽選されていた。
獣王の設定6は状態不問で純ハズレでほぼサバチャンに当選するが、猛獣王の設定6は当選率が1/2になったので、稀に判別しにくい時があった。
技術介入要素も増えており、ビッグ中に3択に正解するとビッグ後の高確率が上乗せされる仕組みで、ビタ押しに成功すると2択になるのでとても重要だった。
天井も強化されており、ボーナス間で1200ゲームハマるとチェリーを引くたびにサバチャンに当選する。
チェリーの1/256で天井終了するが、そう当選する確率でもないので、天井性能は強めだった。
猛獣王Sとの思い出
【エピソード】
当時えんおうさんが通っていたホールでは、定期的に対象機種を絞ったイベントの日があり、その対象機種には設定6・5が必ず入るのでアツかった。
猛獣王Sが対象の日も早くから並んで顔なじみの5人で朝から打つことに。
ハズレを引くたびに他の台を確認するがなかなか設定6が分からず。
そんな中えんおうさんの台は設定5、たいえんさんの台は設定4っぽかったのでまあハズレ。
肝心の設定6はというと、えんおうさんの隣に座っていたKさんの台じゃないかと思われた。
しかしこのKさんはマイナス思考の持ち主で、「俺の台は設定4」、「君(えんおう)の台が設定6」と言い張っていた。
その内えんおうさんもたいえんさんも一撃を引くことができ、えんおうさん8,000枚、たいえんさん4,000枚ほどの出玉を獲得して20:00頃には終了。
えんおうさんもたいえんさんもKさんの台が設定6だと思っていたが、あとで嫌味を言われるのもイヤなのでKさんがヤメた後も座らなかった。
ホールを歩いていると店長に遭遇。
こうして設定6の台が判明。
猛獣王になって純ハズレからのサバチャン突入率が1/2になったことでヒキ次第では確かに分かりにくい。
この日のKさんの台は、ビッグとハズレがあまり引けていないのと、1/2にヒキが悪くハズレからのサバチャン突入率が良くなかったのでなかなか出玉が増えなかったのは確か。
記憶では次に座った方が2,000〜3,000枚は出してましたけどね〜。
5号機の獣王は打ったことないので良く分からんが、6号機の猛獣王はハイエナで2度ほど打ってみたけどなんだかな〜。
イマイチとしか言いようがない。
番長とか5号機になっても十分面白い台もたくさんあるんだけど。
またあの時のような興奮できる獣王を期待しています!